2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

高田 郁『小夜しぐれ』 みをつくし料理帖

高田 郁『小夜しぐれ』 みをつくし料理帖 「みをつくし料理帖」シリーズ第5弾。 美緒に縁談の相手が! 思いもよらない展開に、驚いてます。 最初はどうも好きになれなかった美緒だけに どうも複雑な気持ち。 と言っても、美緒より澪のことが第一なんですが…

エラリー・クイーン『Xの悲劇』

エラリー・クイーン『Xの悲劇』 ドルリー・レーンシリーズ第1弾。 再読です。 学生時代に読んだ作品ですが 犯人だけはきっちりと覚えてます。 これ衝撃受けた作品ですもん。 本格ミステリという言葉も知らず 友人に勧められたのがきっかけですが 今ではそ…

高田 郁『今朝の春』 みをつくし料理帖

高田 郁『今朝の春』 みをつくし料理帖 「みをつくし料理帖」シリーズ第4弾。 今回も盛り沢山。飽きさせない工夫が利いてます。 するする読んでしまうのが惜しい作品なのに するする読んじゃう。同じ思いの方は多いと思いますヨ。 「つる家」と「登龍楼」の…

高田 郁『想い雲』 みをつくし料理帖

高田 郁『想い雲』 みをつくし料理帖 「みをつくし料理帖」シリーズ第3弾。 ユニークな新キャラ登場! 場面を和やかにする板村堂の加入で、 ますます料理が美味しく感じられるようになりました。 登場人物が料理の美味しさに悶絶する表現が 読み手にはなか…

P・G・ウッドハウス『サンキュー、ジーヴス』

P・G・ウッドハウス『サンキュー、ジーヴス』 ジーヴスシリーズ第6弾。長編。 毎度ながらの展開に大笑い。 今回はジーヴスがバーティーの執事を辞職するところから始まる! その理由がまた笑えるんですよね。 短編でも大概酷い目に遭うバーティーだけど …

A・クリスティ『バグダッドの秘密』

A・クリスティ『バグダッドの秘密』 ノンシリーズ。スパイ物。 誰が味方か誰が敵か? ハラハラするストーリー展開は面白い。 クリスティのスパイ物の面白さは トミー&タペンス物で折り紙つきなので 今回も安心して読めます。 ただし主人公のヴィクトリアに…

高田 郁『花散らしの雨』みをつくし料理帖

高田 郁『花散らしの雨』みをつくし料理帖「みをつくし料理帖」シリーズ第二弾。新しく下足番にやとったふきという少女。 その境遇から、自分と重ね合わせる澪だったが・・・。 一人メンバーが増えるごとに 作品に広がりができドラマが増え 様々な情景に心揺…

伊坂幸太郎『バイバイ、ブラックバード』

伊坂幸太郎『バイバイ、ブラックバード』 これは伊坂さんらしい作品。 私が伊坂作品を買い続けてるのは こんな作品を楽しみたいためなんですよね。 そういう意味では、何度読み返しても くくく・・・と笑えるのはお得感満載かも。 設定がそもそも予想の範疇…

A・クリスティ『鏡は横にひび割れて』

A・クリスティ『鏡は横にひび割れて』 マープル物。長編。 これは以前映画を見て、犯人も被害者もハッキリ覚えている作品。 タイトル名が全然違ってたけど読み始めてすぐにわかりました。 それくらいに印象深い作品。 主人公を演じてた女優があまりに有名だ…

コリン・デクスター『カインの娘たち』

コリン・デクスター『カインの娘たち』 モース警部シリーズ第12弾。長編。 今回はアリバイ崩しがメイン。 犯人と思われる3人の女性に翻弄されるモース。 淡々と進む内容に、思いがけず夢中になってしまいました。 これ、面白いですよ。特にアリバイトリッ…

A・クリスティ『死者のあやまち』

A・クリスティ『死者のあやまち』 ポアロ物。長編。 たまに登場する推理小説家のオリヴァ夫人。 彼女が登場している作品を読むのは これで3回目なんですが、何と最初読んだ作品では 限りなく怪しいと思ってましたヨ(笑) 高慢なポアロが振り回される様子…

高田 郁『八朔の雪』みをつくし料理帖

知り合いに勧められて読みましたが 読み出してすぐに勧められたことに感謝。 確かに、これは人に勧めたくなるわ。 水害で両親を失った主人公・澪の成長物語。 彼女の直向さが読み手に勇気・元気を与えてくれるので どんな精神状態の時でもぐいぐい読めそうな…