2011-09-02 高田 郁『八朔の雪』みをつくし料理帖 BOOK 知り合いに勧められて読みましたが 読み出してすぐに勧められたことに感謝。 確かに、これは人に勧めたくなるわ。 水害で両親を失った主人公・澪の成長物語。 彼女の直向さが読み手に勇気・元気を与えてくれるので どんな精神状態の時でもぐいぐい読めそうな内容です。 ベタな内容でもこれだけ夢中で読めるのは、 題材に料理を置いてるからかな。 料理人としての彼女の工夫にも目を引きます。 周りの人間も過去を背負いながら懸命に生活している、 こんなの読むと時代小説はやっぱりいいよな なんて改めて実感しちゃいます。