2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧
A・クリスティ『未完の肖像』 ノンミステリ。 主人公シーリアの自立しないで夫に寄りかかってる 性格にイライラしながら読んでました。 全く共感できないし、やっぱり恋愛小説は苦手かなぁ。 クリスティの描くミステリ作品内での恋愛部分は好きなんですがね…
米澤穂信『インシテミル』 表紙があまりにインパクト大で、作品名はすぐに記憶しちゃいました。 この彼女が主人公なのかと思いきや、全然関係ないんですね〜。ところで内容は大好きなクローズドサークル! しかも設定が突拍子もなくて、とっても好みでした。…
東野圭吾『カッコウの卵は誰のもの』 [rakuten:book:13444266:image]ウインタースポーツを題材にした作品です。 『鳥人計画』はジャンプ競技だったけれど、 今回は競技の種目はそんなに関係なくて 遺伝子がメインになってます。 相変わらず読みやすく、淡々…
道尾秀介『シャドウ』 読んでいる最中がとにかく辛くて、小学校五年生の凰介と亜紀が 不憫でならなかった。いくらラストにビックリ要素が詰まっていても こういう小説は私は嫌だな〜。でも、読者にこう思わせるって 作者の表現力が巧みな証拠ですね。 読了後…
平岩弓枝『花世の立春』新御宿かわせみ あのじゃじゃ馬娘の花世がついに結婚! 新シリーズになって悲惨な目にあった花世だから 是非幸せになってもらいたいんだけど、その様子が実に微笑ましい。 おせっかいなかわせみの連中達の様子は、 こちらの気持ちも温…
石持浅海『賢者の贈り物』 短編集。 過去の名作の数々を石持さん風にアレンジしたら こんな短編集に生まれ変わりました! 1つ1つの短編が短いし、登場人物もわずか数人なので 肩肘張らずに読めます。また議論されてる日常の謎も意表をつくもので あちらか…
島田荘司『犬坊里美の冒険』 御手洗は全然登場せず、石岡くんは声のみという 本当に里美ちゃんが一人で頑張る作品。 御手洗シリーズの番外編という感じ。この里美ちゃんが司法試験を合格して司法修習生として 岡山にやって来たのだが、本当に司法試験に合格…