東野圭吾『カッコウの卵は誰のもの』

東野圭吾カッコウの卵は誰のもの』


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ウインタースポーツを題材にした作品です。
鳥人計画』はジャンプ競技だったけれど、
今回は競技の種目はそんなに関係なくて
遺伝子がメインになってます。
相変わらず読みやすく、淡々と読んでて
気付くと終わってしまったといった印象です。
フィギアスケートで4回転ジャンプを期待していたら
3回転ジャンプしかなかったみたいな気持ち。
過度に期待し過ぎると肩透かしを食います。
もっと競技内容に重点置いても面白かったのに。
ボリューム的にも物足りなく感じました。
スポーツ物というより家族愛に比重があって
読後感はいいですよ。