米澤穂信『インシテミル』

米澤穂信インシテミル

インシテミル


表紙があまりにインパクト大で、作品名はすぐに記憶しちゃいました。
この彼女が主人公なのかと思いきや、全然関係ないんですね〜。

ところで内容は大好きなクローズドサークル
しかも設定が突拍子もなくて、とっても好みでした。
自分の部屋に鍵がないという心理的圧迫。
これは怖いなぁ。誰も殺さず丸儲け〜と考えていたら
一人目の死体が・・。
この最初の人物の死に関するあれこれが、この作品で一番
感心した部分です。なぜこの人物なのか?
どうやって、誰が殺害したのか?
米澤さん、凄いアイディア。
登場人物も巧く描き分けてありました。
甘い話には裏がある・・・肝に銘じましたよ(笑)
これ、続編もあるといいなぁ。