A・クリスティ『ひらいたトランプ』

ひらいたトランプ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

ポアロ物。容疑者は4人、そして探偵役も4人です。
何一つ証拠のない状況で、探偵役4人の全く違った
捜査方法が個性が出てて面白かったです。
一番収穫のなさそうなポアロは何とブリッジという
トランプの得点表や簡単な質問からの心理状態から推測
というか犯人を断定して凄い終局を演出します!
しかし、これはちょっとやり過ぎでしょう!
いくらポアロの灰色の脳細胞でも・・なんて思ったりしますが
誰が犯人がさっぱりわらかず、最後まで楽しめました。
ブリッジの知識がある人はかなり楽しめると思いますよ。