Ｐ・Ｇ・ウッドハウス『でかした、ジーヴス！』

ジーヴスシリーズ第５弾。短編集。

今までで最高の面白さ！これオススメです！
執事であるジーヴスの腹黒さは過去４作品で十分に知り尽くしていて、
バーティーとのやりとりにそろそろ食傷気味かも・・
なんて一瞬も感じられない本作品。
このシリーズはやっぱり短編が楽しめるなぁ。
何せ騒動をジーヴスがどのように収拾させたか
そのオチがたっぷり楽しめるんですもん。

多くの登場人物も丁寧に過去作品の事件を説明してくれるので
すぐに思い出せるし、どんなイヤな人物もウッドハウスにかかると
何かしら愛すべき点が感じられて、どのキャラもイキイキとして楽しそう。
このシリーズは私を確実に元気にさせてくれます。
海外作品を読まない方にもオススメ！
一生読み続けたいシリーズです。