篠田真由美『未明の家』

未明の家 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社文庫)


建築探偵シリーズ第1冊。
色んな方からオススメされたシリーズ、ようやく手に取りました。
どうやら来年に最終巻が出るそうです。
それに合わせてシリーズを読み進めようと思ってます。

ところでこの作品、探偵役の桜井京介が超のつく美形。
その描写がやたら多いような気がするけど、友人達が夢中で
読むのがわかるような気がします。
歴の建てた閉ざされたパティオ、確執ある家族、意味ありげな絵画と
とても好みのシチュエーション。さらに意外な真相。面白かったです。

事件の謎より蒼の素性がやたら気になりますネ。過去に何があったんだっ!
キャラ読み効果を狙ってるならスコンとはまりますよ。
蒼ちゃんってちゃん付けしたくなるかわいさ。
最初は女の子が自分のことぼくって呼んでるのかと思ってました。
とにかく蒼に何があったのかを知るまでは、
このシリーズ止めるわけにはいきませんっ!