P・G・ウッドハウス『ジーヴスと朝のよろこび 』
ジーヴスシリーズ7冊目。長編。
やはりこれは数ヶ月に1冊がいいペース。
いつも新鮮な気持ちで読めます。
そして内容は、毎度毎度の友人を助けんがために
窮地に陥るバーティを中心とするドタバタコメディ。
上流階級の世間は狭い、ということでしょうね。
直接は登場しないのに、存在感が凄いアガサ伯母さん、
なかなか迫力です。
なんと!なんと!バーティだけじゃなく
あの人も彼女を怖がってたとは!そこが一番笑えます。
そして一日一善を使命として、
日々周りを引っ掻き回しているエドウィン!
ああ、どんな大人になるのか楽しみ。
さらに腹黒ジーヴス!相変わらず冴え渡る脳細胞ですが
今回のラストはいつもとはちょっと風呂敷の畳み方が違う。
魚は足りてるのか?
このシリーズ、やめられません。