麻耶雄嵩『メルカトルかく語りき』

メルカトル鮎シリーズ。短編集。
ひぃえ〜やっぱり凄いや、このシリーズ。
もう破壊力が半端なく大きくて
読了後は麻耶さんとメルカトル鮎の
高笑いが聞こえてきそう。

結末に関して、実はどの作品にも共通していることがある。
ええ〜これでいいんですかっ！
本当にこれが結末なんですかっ！
メルカトルの語る真相に穴が見つからず
美袋同様に、いいようにメルにあしらわれてる気がする。
というか、確実にあしらわれている。
この作品を受けつけない人は確実にいるだろうな。
私は好きですがね。
美袋とメルの会話は特にツボ。
この二人の絡みはもっと読みたいな。