倉知淳『こめぐら』

久々の短編集。姉妹本『なぎなた』

全体的にとぼけた雰囲気でユーモラスな短編集です。
（「遍在」だけは異色な作品かも）
結末読んで思わず脱力しちゃいそうな作品もありますが
私はこんなバカミス好きなんで、全然ＯＫ！
というか、かなりいい感じ。久しぶりにこういうオチ読みました。
一番好きだったのは「どうぶつの森殺人（獣?）事件」。
ほのぼのしてて、擬人化した動物間のやりとりが楽しめます。
こちらの気持ちも和むなぁ。図を見ながら真剣に考えましたヨ。
大好きな猫丸先輩は最後の締めとして登場。次はぜひ長編で会いたいネ。
あとがきも読み応えあるので、必読！楽しいヨ。