2009-11-24 柳広司『ダブル・ジョーカー』 BOOK 前作『ジョーカー・ゲーム』と同じく、上品なスパイ物の連作短編集。 今回は視点がD機関の外からだったので、誰がD機関の人間かわかりそうでわからない。 思いっきりミスリードされましたよ。 特に表題作は愉快痛快でした。こういうのもっと読みたいな。 また改めて結城中佐の存在の重さが浮き彫りになる過去の真実。 これもっとシリーズ続けて欲しいなぁ。