近藤史恵『モップの精は深夜に現れる』


モップの精は深夜に現れる (ジョイ・ノベルス)


『天使はモップを持って』の続編。キリコちゃんシリーズ。
前作を再読してから本書を読みましたが、
キリコちゃんの清掃作業があまりに活き活き描かれてて
掃除ってこんなに楽しいもんだっけ?
掃除嫌いの自分が変われるかも知れない
と淡い期待を持たせるシリーズです。
で読み終わると、やっぱり掃除嫌いな自分がここにいます(笑)。
読書中は登場する些細な事件や人間関係のドロドロさにゲンナリすることも
あるけれど、それがすっかり払拭されて読後感がいいのは
すべてキリコちゃんのお陰なんだろうなぁ。大好き、キリコちゃん。
そして大介視点の最後の章がやっぱり楽しみ♪
結構これドキドキするんですよね。
ということでさらなる続編が楽しみですです。